先ユーチューブで見たビデオです。とても感動した。これは、未来の農業ではないか。
フランスの若い農業者が小麦を栽培し、自分で小麦粉にし、パンを作る。
完全にエンド・ツー・エンド(end to end) な農業+ビジネス。
フランス語でPaysan Boulanger = 農業者+パン屋さん
- 目指しているのは健康にいい、美味しい、昔のパン
- 小麦は昔よく使われていた麦の品種を選ぶ
- 無農薬
- 小麦だけではなく、スペルトコムギ(Épeautre)、ライムギ(Seigle)も作っている
- 効率とコスト削減のために、自分で麦をひいて粉にする
- 生地の発酵はサワードウ(sourdough自然発酵の酵母使用)
- パンの窯は薪の火を使う
- お客さんから注文を受けてからパンを作るので、無駄がない
パンを作るのは、週二回。毎回80キロのパンを作る
(昔ながらのパンなので、日持ちする)
全部計算すると、利益はフランスの最低限の賃金の時給になるから、生活するのに問題はないらしい(たくさん稼がなくても、工業的につくらなくても、パン屋として成り立つ)。
残念ながら(当たり前やけど)日本語の字幕がない!でも見たら、雰囲気をわかることができると思う。