たつの市で発見+感動

今日は午前4時半から午後14時までしごと。休憩なく6時間の間、会議。

その後メールを読んだり、エクセルで計算したり・・・

その後、気分転換・・・ヒノキをすこし薪割して、たつの市にでかける。

歴史のありそうな和菓子屋さんで羊羹を買って、ぶらぶら。

ぶらぶらの途中、すごい場所を発見!!!

車庫に見えるけど、両側の壁には本が並んでる。

足を止めて写真を撮ろうとしたら、持ち主が陰から現れる。

「どうぞどうぞって、入ってください。」

「ハイ~お邪魔します。」(お邪魔するのは、ワカメタマゴの得意分野)

持ち主の名前を聞くのを忘れながら中にはいる。建物が奥まで続いていて、本は何千冊もある。文学がメイン。森鷗外、夏目漱石、永井荷風、三島由紀夫などの全集が並んでいる。

素晴らしい。

持ち主に(マスターと呼ぼう)「本屋さんですか?」と尋ねたら、「貸本屋」と答えた。

えぇぇ?! 「無料で貸している」って。ボランティア。

月、10人ぐらい本を借りるらしい。

「フランス語の本は置いてありますか?」と聞いたら、「レーモン・クノーが大好き、”文体練習”が好き」とマスター。

レーモン・クノーは中学校の時によんだことがあるな。かんぜんにわすれたな。

マスターの奥さんはどう思うでしょうね

「あぁ、ここに、星の王子さまはある!」とマスター、

「すごい、見て、今ちょうどアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの本をよんでいるところです」とリュックから出して、マスターに見せる。(今「戦う操縦士」を読んでいる)

左、マスターのサン=デグジュペリの本、右、今ワカメタマゴの読んでいる本

その後、二人で本棚をみながら:

マスターが「今、本を読む人が少なくなっている」溜息とまらず。

スマホ+人口の高齢化=平均レベルの劣化?・・・

確かに、姫路市内にいっても、本屋さんはめっちゃ少ない・・さみしいね・・東京の神保町はだいすきだった・・・あそこに本屋さんたくさんあった。

キレイな絵も飾っている。

「あなた、どこに住んでいる?」とマスター

「安富町!」

「おぉ、美味しい日本酒ありますね」

「そう、奥播磨」

この後、奥播磨の村に帰る。マスター、ありがとう。

ダッチオーブンでバスク風鶏肉の動画

サンタクロースが今年、ダッチオーブンをくれたんだ。

「今年、君、ワカメタマゴ、いい子だったから、ダッチオーブンを持ってきたんだ」って

確かに、今年、いい子だったんだ。

ダッチオーブンは未経験なので、少し緊張する。

バスク風の鶏肉を、ある材料でアレンジする。特に、ピーマンがない。材料:鶏肉、ジャガイモ、ニンジン、ニンニク、玉ねぎ、菊芋、キノコ、塩、唐辛子、エルブ・ド・プロヴァンス

使う「エルブ・ド・プロヴァンスはフランス人の読者が送ってくれた。彼と、「失われた田舎暮らしを求めて」のフランス語版を、フランスのチーズと物々交換したんだ。おまけに彼が自家製のエルブ・ド・プロヴァンスも送ってくれた。彼がフランスで建築会社の経営者。パッシーブハウスは専門ですが、日本の伝統建築にも興味を持っている。

バスク風鶏肉はとても美味しくできた。やはりこういうダッチオーブンはいいね。日本の土鍋料理と近い?

動画をつくった。(フランス語だけど・・ごめんな・・)

結局、家でもキャンプらしいこともできるんだ。田舎暮らしって、自由だね!

(フランス語版の記事はここ